素材別の種類
- ビニールクロス
- 最も普及している壁紙。塩化ビニル樹脂で作られ、耐久性・施工性に優れる。
- メリット:安価・色柄が豊富・汚れに強い。
- デメリット:湿気を通さないため、結露・カビに注意。
- 紙クロス
- 紙を原料とした自然素材。
- メリット:通気性・調湿性があり環境にやさしい。
- デメリット:水や汚れに弱い、施工が難しい。
- 織物クロス
- 布(麻・絹・ポリエステルなど)を使った壁紙。
- メリット:高級感、立体感のある質感。
- デメリット:汚れやすく、価格が高め。
- 無機質系壁紙(珪藻土・和紙調など)
- 調湿機能や消臭機能を持つものが多い。
- メリット:自然素材の風合い、健康志向。
- デメリット:施工費用が高い、デリケート。
機能性壁紙
- 防汚・撥水タイプ:キッチンやトイレ向き。汚れが拭き取りやすい。
- 消臭タイプ:ペットやタバコのある家庭に人気。
- 調湿タイプ:湿気を吸放出し、カビ対策に有効。
- 抗菌・抗ウイルスタイプ:子育て世帯や医療施設向き。
- 吸音タイプ:シアタールームや音楽室におすすめ。
- マグネット対応タイプ:リビングや子ども部屋で掲示板代わりに。
デザイン・仕上げ
- 無地・フラットタイプ:シンプルで家具を選ばない。
- パターン柄:ストライプ・花柄・幾何学模様などでアクセントに。
- レンガ調・木目調・石目調:リアルな素材感でインテリア性を高める。
- アクセントクロス:一面だけ色や柄を変えて空間の印象を引き締める。
- 塗装下地クロス(ルナファーザーなど):上から塗装できるため模様替えが容易。
おすすめ
- リビング:アクセントクロス+機能性(防汚・消臭)
- 寝室:落ち着いた色味+調湿
- 子ども部屋:明るい色柄+マグネット壁紙
- トイレ・洗面:撥水・防カビ
- 玄関:デザイン性のある柄で印象アップ