メリット
1. 高い断熱性・省エネ効果
- 樹脂サッシはアルミに比べて熱を伝えにくく、ペアガラスとの組み合わせで断熱性能が大幅アップします。
- 冬は暖房の熱が逃げにくく、夏は外の熱気を遮るため、冷暖房費の節約につながります。
- 断熱等級やZEH、長期優良住宅などの基準をクリアしやすい。
2. 結露しにくい
- アルミより熱伝導率が低いので、室内外の温度差で起こる窓の結露が大幅に減少。
- カビ・ダニの発生防止や、掃除の手間削減にもなる。
3. 防音性の向上
- ペアガラスにより空気層が遮音材の役割を果たし、生活音や外の騒音を軽減できる。
- 幹線道路や線路沿いの土地を検討している方には大きな安心材料。
4. 住宅の資産価値向上
- 樹脂サッシ+ペアガラスは国の省エネ基準や補助金対象になるケースが多く、補助金や減税の対象にもなりやすい。
- 将来的に売却する際にも、省エネ住宅として評価が高まる。
デメリット
1. コストが高い
- アルミサッシ+単板ガラスに比べると初期費用が2~3割高め。
- ただし冷暖房費削減や補助金で長期的に見れば元が取れるケースも多い。
2. 枠が太くなる
- 樹脂サッシはアルミより強度が低いため、枠が太めになり、デザイン性で好みが分かれることがある。
- 開口部が若干狭く見えることもある。
3. 重量がある
- ペアガラスは単板より重いため、窓の開閉がやや重いと感じる人もいる。
- 掃き出し窓など大きなサイズでは特に注意。
4. 紫外線による劣化
- 樹脂は紫外線に弱いため、色あせや変形のリスクがある。
- ただし最近は改良され、耐久性がかなり向上している。
まとめ
- メリットは「快適・省エネ・健康・静か・資産価値アップ」
- デメリットは「初期費用とデザインの好み」
→ 短期的には費用アップだが、長期的には光熱費削減と補助金でお得