パワービルド工法とは
在来木造(木造軸組工法)に耐力壁+床・屋根の水平構面+金物を組み合わせ、建物全体を「面」で支える構造強化工法。
構造の基本
| 部位 | 内容 |
|---|---|
| 柱・梁 | 在来木造と同じ |
| 耐力壁 | 構造用合板を使用し、面で耐震 |
| 水平構面 | 24mm以上の厚床合板で剛床化 |
| 接合部 | 高耐力金物で引抜・ねじれを抑制 |
一般的な木造との違い
| 項目 | 一般木造 | パワービルド |
|---|---|---|
| 耐震要素 | 筋かい中心 | 構造用合板の面構造 |
| ねじれ | 起きやすい | 建物全体で抑制 |
| 床剛性 | 根太床 | 剛床構造 |
| 耐震等級 | 等級1~2が多い | 等級3取得が容易 |
性能的メリット
- 地震時の変形が小さい
- 大開口・吹抜が構造計算で成立しやすい
- 耐震等級3を安定して取得可能
- 建物の経年劣化が少ない
注意点(実務)
- 壁量計算だけでなく許容応力度計算が前提
- 構造用合板の釘ピッチ施工管理が必須
- コストは一般在来より約3~5%上昇が現実的
向いている住宅
- 吹抜・大開口LDK
- ビルトインガレージ
- 2階リビング・スキップフロア

